とある修道院の古びた礼拝堂に、血の雨が降ろうとしていた。
細く長い刺突剣を手にした男を、三人の女が囲んでいる。
女達は修道女であったが、今は質素ながらも優美な修道衣を脱ぎ捨て、衣服などとは呼びようのない単なる黒革に締めつけられた扇情的な肌を惜しげもなく晒していた。
「ようこそ、神の家へ・・・ですが、ここのシスター達は男性との接触を禁じられていますの。ここよりお進みいただくわけにはまいりませんわ」
「私も普通の修道院ならば剣を持って立ち入るような真似はしませんよ、シスター。私の妻の家は回教徒でね・・・それなのに何故か妻と娘がこちらの修道院にお世話になっていると聞き及びまして」
「・・・どうやらお帰り願うこともできなくなってしまったようですわね。神の御許へお連れ申し上げますわ」
そう言うと三人の修道女は鉤爪の付いた禍々しい印象の武器を手に身構えた。
「あいにくと旅行が嫌いでね」
「いやああぁぁぁーーーっ!」
修道女の一人が鉤詰めを振り上げ、真正面から突っ込んできた。
どうも狂信的な宗教者というものは、勇敢に挑みかかれば勝てると思う節があるようだ。多対多なら強みにもなるだろうが、このような状況ではムダなこととしか言いようが無い。
男は剣を女の方へ向けると、重心を保ったまま軽く突き出した。
「くふぅっ・・・!」
よける暇などなかった。剣先は女の喉元を確実に捉え、ピクピクと引き攣る豊満な肉体は、引き抜かれる剣に引っ張られて前のめりに突っ伏した。
「クッ・・・どうやらあなたは主の祝福をお受けになりたくない様ですわね」
仲間の屍体を目にして確実に動揺しながらも、女はまだわけのわからぬことを言っている。
「今更気付かれたのか、シスター?私の望みは妻と娘を連れて家に帰ることだけだ」
そう言って男は後ろを指し示した。もちろん剣は握ったままであり、不意を突こうと忍び寄っていた修道女の喉をスッと切り裂いた。
女は「ひゅう」という音を発すると、鮮血の噴き出す喉を押さえてヘナヘナと跪いてしまった。
残った女には、最早選択肢など無かった。神の国へ昇れると信じて男めがけて飛び掛った。
「う、うわあぁぁぁっ!!」
だが彼女が鉤爪を振り上げる暇も無く、男の剣が女の左乳房に突き刺さった。剣は心臓を貫き、女は一言「グフォッ」と呻くと即死した。
男が剣を抜き後ろを振り向くと、、喉を切り裂かれた女はまだ、膝をついたまま声も出せずに喘いでいた。
男は剣の切っ先を、女の左胸に定めた・・・
細く長い刺突剣を手にした男を、三人の女が囲んでいる。
女達は修道女であったが、今は質素ながらも優美な修道衣を脱ぎ捨て、衣服などとは呼びようのない単なる黒革に締めつけられた扇情的な肌を惜しげもなく晒していた。
「ようこそ、神の家へ・・・ですが、ここのシスター達は男性との接触を禁じられていますの。ここよりお進みいただくわけにはまいりませんわ」
「私も普通の修道院ならば剣を持って立ち入るような真似はしませんよ、シスター。私の妻の家は回教徒でね・・・それなのに何故か妻と娘がこちらの修道院にお世話になっていると聞き及びまして」
「・・・どうやらお帰り願うこともできなくなってしまったようですわね。神の御許へお連れ申し上げますわ」
そう言うと三人の修道女は鉤爪の付いた禍々しい印象の武器を手に身構えた。
「あいにくと旅行が嫌いでね」
「いやああぁぁぁーーーっ!」
修道女の一人が鉤詰めを振り上げ、真正面から突っ込んできた。
どうも狂信的な宗教者というものは、勇敢に挑みかかれば勝てると思う節があるようだ。多対多なら強みにもなるだろうが、このような状況ではムダなこととしか言いようが無い。
男は剣を女の方へ向けると、重心を保ったまま軽く突き出した。
「くふぅっ・・・!」
よける暇などなかった。剣先は女の喉元を確実に捉え、ピクピクと引き攣る豊満な肉体は、引き抜かれる剣に引っ張られて前のめりに突っ伏した。
「クッ・・・どうやらあなたは主の祝福をお受けになりたくない様ですわね」
仲間の屍体を目にして確実に動揺しながらも、女はまだわけのわからぬことを言っている。
「今更気付かれたのか、シスター?私の望みは妻と娘を連れて家に帰ることだけだ」
そう言って男は後ろを指し示した。もちろん剣は握ったままであり、不意を突こうと忍び寄っていた修道女の喉をスッと切り裂いた。
女は「ひゅう」という音を発すると、鮮血の噴き出す喉を押さえてヘナヘナと跪いてしまった。
残った女には、最早選択肢など無かった。神の国へ昇れると信じて男めがけて飛び掛った。
「う、うわあぁぁぁっ!!」
だが彼女が鉤爪を振り上げる暇も無く、男の剣が女の左乳房に突き刺さった。剣は心臓を貫き、女は一言「グフォッ」と呻くと即死した。
男が剣を抜き後ろを振り向くと、、喉を切り裂かれた女はまだ、膝をついたまま声も出せずに喘いでいた。
男は剣の切っ先を、女の左胸に定めた・・・
コメント
コブラに出てきたギルドシスターも
下はこんな感じだったんだろうなーと。
きっと素晴しい神様にちがいありません(笑)。
しかしこのおじさん、殺し方がきれいですね。
非情なれど人格者という感じです。
下はこんな感じだったんだろうなーと。
きっと素晴しい神様にちがいありません(笑)。
しかしこのおじさん、殺し方がきれいですね。
非情なれど人格者という感じです。
>安奴隷さん
鉤爪は自分でもいいもんみつけてい来たな~と思ってますw
キリスト教風のキャラって敵も味方も普通の刃物って少ないですよね。
>METさん
私はもうなんといいますか、「シスター」と聞いたらこれしか連想できなくなってきた手遅れ野郎ですw
コブラのシスターは普通のかっこなんですか・・・残念です。
レイピアとかって基本的に華麗なイメージなんで自然とエグイ殺し方もさせられなくなってしまうみたいです。普通の剣みたいには力まなそうですし・・・
鉤爪は自分でもいいもんみつけてい来たな~と思ってますw
キリスト教風のキャラって敵も味方も普通の刃物って少ないですよね。
>METさん
私はもうなんといいますか、「シスター」と聞いたらこれしか連想できなくなってきた手遅れ野郎ですw
コブラのシスターは普通のかっこなんですか・・・残念です。
レイピアとかって基本的に華麗なイメージなんで自然とエグイ殺し方もさせられなくなってしまうみたいです。普通の剣みたいには力まなそうですし・・・
いつも拝見させていただいております
修道女の背中に描かれたほくろのリアリティに感心してしまいました
CG技術としてはなんてことないことなのかもしれませんが、CGってだけで門外漢には「おそれいり…」なもんで
修道女の背中に描かれたほくろのリアリティに感心してしまいました
CG技術としてはなんてことないことなのかもしれませんが、CGってだけで門外漢には「おそれいり…」なもんで
初めまして。
お言葉は嬉しい限りなんですが、モデルやテクスチャはプロの作でして、私はそれを並べてポーズとらせて「ウヘヘ」とか言ってるだけなんですw
ポザ絵というのは根気さえあれば私のレベルなどあっという間ですよ。
お言葉は嬉しい限りなんですが、モデルやテクスチャはプロの作でして、私はそれを並べてポーズとらせて「ウヘヘ」とか言ってるだけなんですw
ポザ絵というのは根気さえあれば私のレベルなどあっという間ですよ。
ご無沙汰しております。
昨日、安奴隷さんとこでも書いてきましたが、お堅い黒衣の下に美ザールもいいですね。頭巾だけ残すのもフェチ心をくすぐってステキです。
昨日、安奴隷さんとこでも書いてきましたが、お堅い黒衣の下に美ザールもいいですね。頭巾だけ残すのもフェチ心をくすぐってステキです。
ありがとうございます閣下。
拒絶的・禁欲的な上着の下に扇情的な格好という文化は洋の東西を問わず魅力的なものでありますw
修道女のスカーフも組織性とか秘匿性を感じさせてイイですよね。
拒絶的・禁欲的な上着の下に扇情的な格好という文化は洋の東西を問わず魅力的なものでありますw
修道女のスカーフも組織性とか秘匿性を感じさせてイイですよね。
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いやあ、今回もいいもの見せて頂きました。
美ザール(←誤変換ですがツボったのでこのままw)修道女ってなかなかいいですね。しかも鉄爪が明らかに狂ってるっぽい雰囲気で的確なチョイスかと(笑)
あ、ところでメールを送っておきました。